犬のしつけはなぜ必要か?

しつけ = ルールを守ること

  • しつけをする目的は、人と犬が快適に楽しく暮らせるようになることにあります。
    オスワリやフセ、マテを出来るようになることがしつけではありません。それよりももっと身近で大切なこと、それは人と犬が一緒に暮らす上でのルールを守ることです。しつけを通して、おうちのルールを楽しく教えてあげましょう。わんちゃんがルールを学ぶことで、人も楽になりますし、わんちゃんも快適に暮らすことが出来るはずです。

お家の中のルールと社会のルール

  • おうちの中だけでなく、社会に受け入れられるわんちゃんへ、飼い主様が導いてあげましょう。
    どんなにおうちの中ではお利口でも、外に出ると問題犬では困りますよね。いつでもどこでもお利口に、そして安全に過ごせるように、人間社会のルールも教えてあげましょう。同時に、ご家族の方も周囲への気遣いの出来る飼い主様にもなっていただきたいと思います。おうちや社会のルールを身に付け、しつけの行き届いたわんちゃんであれば、一緒に出かけることも多くなるかもしれません。時間を共有し、たくさんの思い出を作りましょう。良い思い出をたくさん積み重ねることで、わんちゃんの一生はより豊かなものへとなります。

子犬を飼い始めた方へ

子犬を飼ったら「いぬわん」でしつけをしよう!

「犬ははじめの一年で、人の18歳くらいまで成長します。大切な時期に、適切なしつけを!」数多くの子犬をトレーニングしてきたスタッフが、アドバイスをさせていただきます。室内でのしつけは、飼い始めたその日から始めなければいけません。初めて犬を飼う方には、基本的な飼い方から丁寧にお教えいたします。ワクチンプログラムの途中でも構いません。トレーニングは行う時期が早ければ早いほど、効果は高く、問題を未然に防ぐことへと繋がります。

子犬であれば、この時期に特に必要な、社会や生活に慣らすことをメインにプランニングいたします。今後わんちゃんが生きていく上で出会うであろう様々な物や人や犬や音など…色々な刺激に対して、無理のないように慣らしてあげることで、その後のわんちゃんの人生(犬生)はより快適なものとなります。

超重要!「社会化」

「社会化」とは簡単に言うと様々なことに慣らすことです。子犬のうちに色々な刺激に慣らし、問題行動を未然に防ぐことこそが、最も重要なしつけです。「社会化」には適切な時期があります。子犬の時期は二度と戻ってきません。怖がりワンコにしない為にも、積極的かつ安全に「社会化」を行いましょう!忙しくて「社会化」を行えない方は「いぬわん幼稚園」をぜひともご利用下さい。

子犬の三大問題行動「甘噛み」「吠え」「トイレ」

日々の生活のマナーも子犬の時期に教えてあげましょう。例えばトイレ・甘噛み・お留守番・お手入れなど、子犬のうちから行わなければならないことはいっぱいあります。
子犬のうちは深刻な問題は少ないものです。でも、大人に近づくにつれ、少しずつ問題が出てくることが多くみられます。1歳手前の7~8ヵ月頃から問題行動が始まったという事例が非常に多いのです。

問題行動は、未然に防ぐこと!

問題になってしまってからどうこうするのは大変ですので、出来るだけ未然に防ぐようにプロのアドバイスを受けて下さい。噛むことや無駄吠えは癖になってしまうと、直すのが大変になってしまいます。子犬の時期にしっかりとしつけや慣らすこと(社会化)を行ってあげると、わんちゃんの一生は幸せなものになりますし、飼い主様もこの先十数年が非常に楽になりますよ!

子犬のこの時期にしか出来ないことがいっぱいあるので、お早めに!

「いぬわん幼稚園」で学ぶこと

子犬を飼ったら「いぬわん幼稚園」へ入園されることをお勧めいたします。
子犬の時期はワンちゃん人生の中で最も大事な時期です。その二度とは戻らない大切な時期に、お留守番ばかりで過ごしてしまってはいませんか?子犬の時期は無限の可能性を秘めています。才能を伸ばし、毎日を充実させてあげることで、ワンちゃんの生活はとても幸せなものになるでしょう。そのお手伝いをさせていただくのが「いぬわん幼稚園」です。犬同士の遊びの中から、甘噛みの抑制を学び、社交性を育みます。トレーナーとの社会化練習から、様々な刺激慣れを行います。もちろん基礎トレーニングや一発芸の習得もします。トイレの管理も行い、家での成功体験への下地を作ります。「いぬわん幼稚園」で人間社会のルールを学び、幸せなドッグライフを送りましょう。

ほめてしつけるスマイルプログラム

いぬわんでは体罰を使わず、ほめてしつけます

罰をあたえ、叱る事でもわんちゃんをしつける事は出来るかもしれません。しかし、適切な強さ・タイミングで行わなくては、効果がありません。効果的に叱ることは実はとても難しく、一般の飼い主様向きの方法ではないと思います。もし不適切な罰を与えてしまった場合、様々な面で悪影響を及ぼす可能性もあります。

私達の経験では、失敗させないように飼い主様がしっかり管理をしてあげ、良いことをしたときにタイミング良くほめてあげることの方が、普通の飼い主様でも簡単に、そして継続して行えると実感しています。

言葉を話すことが出来ない家族を恐怖や苦痛で教育することを、私はしたくありません。職業犬の訓練ではなくて、おうちでまったり暮らすためのしつけなのですから、ゆる~くトレーニングをしたいと考えます。怒ってばっかりでは楽しくないですよね?継続して行っていくには「楽しい」ということがとても大切です。

たくさんほめると自然と笑顔になる、いぬわんの楽しいスマイルプログラム♪ 叱っているときの恐い顔よりも、ほめているときの笑顔の方が、素敵だと思いませんか?

問題行動について

  • ・インターホンや廊下の足音、物音に吠える
  • ・留守番ができない
  • ・トイレを失敗して、お部屋を汚す
  • ・お散歩で引っ張る
  • ・とにかく元気で、激しすぎる
  • ・とても怖がり
  • ・他の犬や人に、攻撃的な態度をとる
  • ・ご家族に噛みついて怪我をさせる
これらの問題にお悩みの飼い主様も多いのではないでしょうか?
今はまだ子犬で問題が出てていなくても、成長とともに問題が出てくることも多くあります。
犬の問題行動が原因で、ご近所や自治体と険悪になったり、最悪の場合他人に怪我をさせてしまったりと、重大な事態に陥ってしまうことも考えられます。
問題が深刻化する前に、早めの対処が肝心です。

一度出てしまった問題はなるべく早く対処することをお勧めします。繰り返せば繰り返すほど問題は定着し、悪癖のように抜けにくくなってしまいます。

DVDやしつけ本を見て、お勉強をなさっている飼い主様もいらっしゃると思います。ですが、ご自分の状況と違っていたり、疑問点が解決しなかったりというご経験はないでしょうか?
いぬわんではDVDやしつけ本とは違い、ご家庭の環境・状況に合わせ、最適な方法をご提案します。疑問点やわかりにくい点は丁寧に説明致しますし、いつでもメール又は電話でアドバイスを差し上げることができます。

諦めないで下さい!「いぬわん」は飼い主様の味方です。

重大な問題を抱え、真剣に手放すことを考えるほど悩んでいる飼い主様もいらっしゃると思います。飼育放棄や愛護センターに持ち込む前に、まずは一度専門家の意見を聞いてみて下さい。
もちろん「いぬわん」でなくても結構ですので、普通の獣医さんやトリマーさんではなく、行動学の専門家に聞いてみて下さい!わんちゃんの接し方や管理の仕方、気をつけるべきことを明確にすることで、少しでもお悩みを軽減させることができるかも知れません。

安易に諦める前に、ぜひ専門家にご相談を!
方法は違えど、しつけインストラクターもトレーナーも訓練士も、飼い主様の味方です。